
Bリーグ1部(B1)は1月31日と2月1日の両日に各地でレギュラーシーズンの第21節が行われ、東地区の群馬クレインサンダーズはアウェイのブレックスアリーナ宇都宮で同地区の宇都宮ブレックスと対戦した。
第1戦では前半から群馬がリズムをつかんだもの後半に崩され、最終的に67-71で敗れた。
翌第2戦、群馬は第1クォーターでは中村拓人が、第2Qでは淺野ケニーが中心となり、チームをけん引。43-38とリードで迎えた後半、一進一退で試合が進む中、第4Qにはテレンス・ウッドベリーが連続4本のフリースローを決めるなど着実に得点を重ねて、最終的に群馬が81-70で勝利した。
群馬は第2戦では、中村が17得点6アシスト、ケリー・ブラックシアー・ジュニアが3Pシュート3本全てを沈め、15得点10リバウンドとダブルダブルを記録。ほか、ウッドベリーが14得点5リバウンド、12分1秒の出場となった淺野は3P2本を含む10得点3リバウンドと4選手が二桁得点を記録した。
試合後の記者会見では、カイル・ミリングHCと辻直人、淺野ケニーが記者の質問に答えた。
カイル・ミリングHCの宇都宮戦後コメント
――宇都宮戦・第2戦の総括
今日(第2戦)のゲームは昨日(第1戦)のリベンジのような感じでした。ブレックスさんもうちも非常にフィジカルでリアルなバスケットボールのゲームだったと思います。前半は昨日(第1戦)と同じような展開で、自分たちが少しアップの状態で終われましたが、後半は昨日と違って良いスタートを切りたいと伝えていました。最終的にゲームクロージングまで選手たちがよくやってくれたゲームだったと思います。
――タフスケジュールでのスタートとなったが、後半戦の入り方としてはどうだったか
この1週間で5試合、3勝2敗というところは悪くなかったのではないかなと思います。特に水曜日(第20節)に太田市から北海道へ行くというのはいつも大変な移動になるので、そういったところで難しかったです。また、そこでトレイ・ジョーンズ選手がけがをしてしまいました。ヨハネス・ティーマン選手が戻ってきてくれましたが、練習ができないままこの週末を迎えましたし、そこでいろいろなアジャストだったり、加えることがありました。そういった中で選手たちがよくやってくれて、悪くない後半戦のスタートだったと思います。

――ディフェンス、リバウンド、3Pシュートと強みがある中で手応えを感じている点はどこか。また改善していきたいポイントはあるか
自分たちの強みはバランスよくできるところかなと思います。オフェンス面に関してはいろいろなバランスをとったオフェンスができるところが重要です。現在、リーグのスタッツでも上位のオフェンスの成績を残しているので、バランスのいいオフェンスができている時は非常にいいかなと思います。ディフェンス面でもリーグでトップレベルの数字を残せていますが、リバウンドはリーグで真ん中くらいの成績なので、その辺りをもう少し良くしていかなければいけないと思っています。
実際に毎日練習していますし、(課題については選手たちに)伝えています。リバウンドのところが改善できればより素晴らしいチームになれると思っているので、そういったところを引き続き強化していきたいと思います。
バランスの話をしましたが、選手たちは本当によく対応してくれています。ティーマン選手やジョーンズ選手、コー・フリッピン選手がけがをしてしまって、そこにウッドベリー選手が入って、ケニー・ローソン・ジュニア選手が入って、とラインナップが変わる中で、いろいろと違うことに取り組んだりしてきました。いろいろな違うことをやった中で選手たちがうまく対応してくれて今の成績があると思います。選手たちがうまく対応してくれていることを称えたいと思います。
――チャンピオンシップ(CS)を狙うためにも今後1勝1勝が大切になってくると思うが、これからの試合にどういった意識をもって挑みたいか
一貫性をもっていくことが大事。この週末、ブレックスさんに対しては一貫していいオフェンス、いいディフェンスができましたが、前回の水曜ゲームの北海道さんに対しては僕らがやりたいことを一貫してできなかったと思います。やはりプレーオフ、CSに行くためにはこうして一貫した自分たちのスタイルをやることが大事だと思います。多少アップダウンというのはどのチームにもあるとは思いますが、上がりすぎず下がりすぎず、一貫して向上していけるようにやっていくことが重要です。
辻直人の宇都宮戦後コメント
――宇都宮戦・第2戦の総括
昨日に引き続き、いい形で試合に臨めたと思いますし、本来自分たちがやりたいことというか、インテンシティー高く入って、ディフェンスから入っていいリズムでオフェンス運ぶというところはできたと思います。昨日は後半ちょっと我慢、やり続けることができなかった。宇都宮も後半にギアを上げてくる、勝負どころを分かっているチームなんですけど、自分たちも我慢してやり続けられた結果がこの結果だと思います。本当、こういう勝ち癖というかこういった試合の流れを理解して、それを習慣にできたらチームとしてまたステップアップできるのではないかなと思います。
――後半戦がスタートして1週間だが、入り方はどうだったか
バイウィークでみんながそろって練習できたんですが、またトレイがけがをしてしまって。ですが、トレイがいなかった時期は12月からあって、それでウッドが入ってきてくれました。ウッドとのバスケも(チームに)すごく浸透してきていますし、それぞれ理解を深められていると思います。何も慌てることなくできていると思いますし、チームでいうと今日のような試合を北海道戦でもできていたらよかったのかなと思います。
どうしても試合の序盤で、僕たちはまだまだ盤石な試合というか、まだまだ強い勝ち方みたいなものができるチームではない。なので自分たちを奮い立たせて流れをつくって、強度を設定してそれをみんながやり続けられると今日みたいなゲームになると思いますが、北海道戦ではできなくて悔しい負け方をしてしまいました。そこは昨日から今日学べたと思いますが、もう負けから学んでいられない時期に入ってきている。でも、プラスに捉えるとそういったところは自分たちのやり方というか、勝ち方なのかなというのは見えてきたかなと思います。

――後半、自身の3Pシュートでセレブレーションしていて、その前に中村拓人の3Pシュートが決まった際にガッツポーズしていたが、何か思うところがあったのか
あの時間帯というのはすごく大事だったと思いますし、彼もすごく調子がよかったので彼に託しました。あれを決めるか決めないか、コーナーからのシュートだったので、また早い展開に持っていかれたら困りますし、いい場面で決めてくれたというのはすごく大きかったと思います。我ながら、自分のスリーもいいところで決められたと思います(笑)。
――現在東地区で上位争いをしている中で、今後の試合にどのような意識をもってやっていきたいか
次のバイウィークまで残り4試合なので、まずはその4試合を昨日、今日のような入りをして、それをいかに40分間やり続けられるかというところにフォーカスできれば結果はついてくると思います。また、(次の)バイウィーク明けからすごくタフスケジュールが待っていますし、強豪との対戦もあるので、そこでまた(チームを)作り上げていければいい結果が生まれると思います。まだまだ目標に向かってやり続けていけたらなと思います。
淺野ケニーの宇都宮戦後コメント
――宇都宮戦・第2戦の総括
前半は昨日(第1戦)と同じで、僕たちチームでやりたいバスケットができたんですが、やっぱり要所要所で3Pを決められてしまって、そこで少し向こうにつなげられてしまって大きく離せたのに離せなかったという試合でした。後半もすごくタフでしたが、第4Qの厳しい時間にみんなでディフェンスを最後まで、リバウンドまで頑張って、最後少し離せたかなという感じです。
――前半、自身のプレーやシュートから流れを作れた時間帯があったが、そのあたりの手応えはどうだったか
昨日はあまりプレータイムがもらえなくて、でもそれはやっぱり自分のミスで相手チームに勢いをもたらせてしまったというところがあった。そこは昨日すごく反省して修正して、(第2戦は)自分が勢いをもってくるぞというメンタルでコートに入ったので、ああいうふうにシュートを決められたことは自信になりました。

――これから上位争いに勝利していくためにも自身の強みをしっかり発揮していくことが大事になってくると思うが、どう戦っていきたいか
オフェンスというよりはディフェンスで穴にならない、自分が大きなミスをして相手に流れを持っていかれないというのが絶対に一番大事なので、オフェンスはその後。まずディフェンスから入って、ディフェンスを頑張ったあとにいいリズムでシュートだったり、カッティングだったりでスコアできたら、僕もそうですが、チームも勢いに乗れると思う。そこを頑張っていきたいと思います。
――強豪との対戦も増えるが、どういった意識をもって挑んでいきたいか
ここからホームが続くので、僕たちは前半すごくアウェイが多くてなかなか乗り切れなかったんですがこの1勝を勢いに変えて、ホームで連勝を重ねていきたいなと思います。






